はやりのVagrantを触ってみようとおもった動機。しかし、その前のgit clone veeweeでこけた話

自分のWin端末にLinuxの仮想環境を立ち上げてみたくなったのは単純な理由からだ。いろいろと制限されている会社のLinuxサーバーで仕事関連のテストを行うよりは、自前のサーバーのほうが好き勝手に使い倒せるし、HDDを食いつぶしても、環境を壊してしまっても誰からも文句は言われまい。困るのは自分一人。素晴らしい。


とはいえ、Linux仮想環境を作ったはいいが、よくわからなくて環境をまるっと全削除していた過去の思い出が苦々しく蘇ってきた。そもそも適当にあれこれインストールするから環境がごちゃごちゃになるし、会社のサーバーシステムのバージョンアップに追いつかなくなり陳腐化してしまったり、そもそも仮想環境だから扱いが軽くなり、時折全部消したくなる衝動にかられるのです。


そんな折、今年の春先くらいからVagrantについてたびたび目にするようになった。しらべてみたらVMWareVirtualBoxコマンドラインツールっぽいが、みんなが褒めそやしている。きっと、単純な仮想環境のコマンドラインツール 以上の何かがあるに違いない。Vagrantにはなんか素晴らしい機能があるに違いない。たとえば仮想環境のスナップショットを取るような感覚で残しておいて、いつでも壊す前の状態にもどれるのではなかろうか。きっとそうだ、そういう素晴らしいところがあるに違いない。


以上がVagrantに手を出した動機。


以下複数のページを参照にしてみたが、いまいち嬉しさがわからない。しかし、VagrantVirtualBoxのバージョンが合わなくて起動できず、調べてみたら、gemでinstallされるのは古いからダメだよ、とか面倒になってきたのもある。Sandboxというのが僕が求めるスナップショットに近いように思ったが、saharaとかChef SoloとかPuppetとかなにがなにやらわからなくなって、僕の状況じゃVirtualBoxコマンドラインツールと変わらんじゃん、と思って急激に熱が冷めたのです。


http://d.hatena.ne.jp/naoya/20130205/1360062070
http://www1205uf.sakura.ne.jp/wp/world/?p=398
http://www.1x1.jp/blog/2013/03/vagrant.html
http://www.ryuzee.com/contents/blog/4292


さて、それから、アニメやラノベに時間を浪費し、Vagrantについては2ヶ月以上放置していた。本日ふと思い出して「vagrant box 作成」というキーワードで調べてみたら、Veeweeなるものを使うと自前のBoxを作れるようだ。(以下URLを参考)


http://d.hatena.ne.jp/akishin999/20130812/1376260449


じゃあ、入れてみようとおもったら、gitでエラー。いつも関係ないところでエラーがでてハマるんだ。


$ git clone https://github.com/jedi4ever/veewee.git
Initialized empty Git repository in D:/developments/projects/veewee/veewee/.git/
error: error setting certificate verify locations:
CAfile: /bin/curl-ca-bundle.crt
CApath: none
while accessing https://github.com/jedi4ever/veewee.git/info/refs


fatal: HTTP request failed



以下を参照にgitconfigを修正したら問題解決。Veeweeのクローンを取ってこれました。


http://hajimete-ruby.jugem.jp/?eid=70


こんな風に直した。(僕は、gitをD:\applications以下にインストールしている)


(修正前)sslCAinfo = /bin/curl-ca-bundle.crt
(修正後)sslCAinfo = D:/applications/Git/bin/curl-ca-bundle.crt


とりあえずは、めでたしめでたし。まあぼちぼちやっていきましょう。